グランブッフェのバイト、仕事内容は？

グランブッフェは、大型商業施設を中心に展開するブッフェレストランです。サラダや前菜、肉や魚を使ったメイン料理、ごはんものや麺類、スイーツなど、そのメニューはとにかく豊富。季節によってもメニューが変わりますし、ディナータイム限定のメニューなどもあり、何度食べに行っても飽きません。そのため、お店はいつも行列の人気店です。
グランブッフェでバイトする場合、キッチンスタッフとホールスタッフのふたつの仕事があります。まずキッチンスタッフは、調理補助や洗い場での作業など、簡単な業務からスタート。慣れてくると徐々に、料理を作ったりスイーツを仕上げたりという仕事を任せてもらえるようになります。いろいろなメニューがあるので、調理をしていても飽きません。春はやわらかい春キャベツや筍を使ったり、秋はさつまいもや栗を使ったスイーツを考えたり。季節を感じながら調理の仕事ができるのも、グランブッフェのいいところです。
ホールスタッフは、お客様をお席にご案内したり、ご利用についてのご説明をします。お客様が気持ちよくお料理を楽しめるよう、食べ終わったお皿をこまめに下げたり、できたて料理の補充をするのも大切な仕事です。お客様のお食事には制限時間が決められており、その時間内でご利用いただけるようお願いしています。「さっきの料理をおかわりしたかったのに、新しいものがなかなか出てこないうちに時間切れになっちゃった・・・」なんてことになっては、お客様はがっかりされてしまいますよね。少なくなってきた料理は「○○があと少しです」とキッチンスタッフにこまめに伝え、常にすべての料理をおいしい状態で提供するのも、ホールスタッフの腕の見せ所です。

グランブッフェのバイト、大変なことはある？

グランブッフェのバイトで大変なのは、どういったときでしょうか。
大型商業施設という場所柄、休日はとにかく混雑します。お食事のご案内ができるまで、1時間近くかかってしまうなんてことも。もちろんキッチンスタッフもホールスタッフもフル稼働です。厨房には補充しなければいけない料理のオーダーがどんどん入り、洗い場には汚れたお皿が積み上がり、常にバタバタした雰囲気に。ホールも、料理の補充やお客様が帰られたあとのお席の片付け、レジでのお会計やまた新たなお客様のご案内など、やることが山盛りになっていきます。
お客様に笑顔で対応する裏で、ときにはどんどん余裕がなくなってくることも。忙しい時間帯の店内は、まさに戦場のようです。
それでも、家族で嬉しそうに食事を楽しまれるお客様の姿には、こちらもいつのまにか笑顔になってしまうことが多いんです。ファミリー層の利用が多いグランブッフェでは、小さなお子様がニコニコとおいしそうに食事されていたり、お孫さんと楽しそうにお食事するおじいちゃん・おばあちゃんの笑顔があったりという光景があちこちに。パパやママも、好きな料理を好きなだけゆったりと楽しまれています。お客様が笑顔でグランブッフェのお料理を召し上がる様子を見ていると、いつのまにか疲れが吹き飛びますよ。
いつも混雑してしまい申し訳ない気持ちになることが多いですが、その分お料理を召し上がるときには、お客様は本当に嬉しそうな顔をされます。その瞬間は、どんなに忙しくても「グランブッフェでバイトしていてよかったなー」と、あたたかな気持ちになれますよ。

グランブッフェのバイト、面接対策は？

「グランブッフェでバイトしたい」と思ったら、さっそく勤務を希望する店舗に問い合わせをしてみましょう。
志望動機は、「飲食店で働いてみたい」とか、「グランブッフェが好き」ということでもOKですが、必ず自分なりの言葉で伝えたいもの。「料理の補充が手早く、あたたかいものはあたたかく、冷たいものは冷たい状態でおいしく楽しめる」とか、「お皿やブッフェボードがいつも整然としていて、清潔感がある」とか、そのお店の良い店をいくつか言えるといいですね。キッチンスタッフであれば、「この時期はこんな料理を出してみたい」などと提案してみるのも、やる気を感じてもらういい方法です。
自分がお店を利用したときに感じたことや、おいしかった料理などは、面接のときに話しやすい話題です。最近お店を利用していないのであれば、ぜひ面接の前に一度お店で食事してみましょう。「ぜひここで働きたい」とモチベーションも上がり、面接時の話題にもなって一石二鳥です。
お店が求めているのは明るく元気に働いてくれる方なので、まずはハキハキと笑顔で面接を受けられれば大丈夫。飲食店のバイト経験は重視されていないようです。むしろ、素直にまじめに仕事を覚える姿勢があれば、未経験でも問題なし。ぜひとびっきりの笑顔で面接に臨んでくださいね。

グランブッフェのバイト体験談

男性

学生のときにグランブッフェで2年ほどアルバイトとして働いていました。
基本的にシフト制で、好きなときに働くことができます。しかしながら夏休みなどの繁忙期には、シフトを組むことが難しくなるという理由で、一人ひとり休みの希望日を聞かれました。
働いている人は、比較的学生が多いという印象です。特に私が担当していたホールでの接客は、7、8割が学生でした。学生が多いということもあって、職場の雰囲気は良好でした。休みの日に皆でバーベキューに行くほど仲良くなった友人もいます。
時給は他の似たような飲食店と比べてもよかったです。基本的に900円台からで、深夜割増分として22時からは1000円台になりました。
交通費も一部支給されましたし、食事補助もありました。特に食事補助は、たくさん食べられるので、一人暮らしの学生には特におすすめの職場です。
私の周りではいなかったのですが、社員登用もあるので、頑張れば社員にもなれるようです。

男性

グランブッフェでアルバイトをしていました。アルバイトは、キッチンスタッフとホールスタッフがあり、ホールを担当していました。身だしなみは厳しめで茶髪やピアスは不可です。最初に、きちんとした研修を受けられるし、マニュアルがあるのでそれを見て覚えることが出来て安心感はありました。仕事の内容は、お客様をお席にご案内、待っているお客様の誘導、お席でシステムの説明、空いたお皿を下げたりブッフェ台のお料理やデザートの差し替え、帰られた後のテーブルの片づけ、セッティング、お皿やお箸、スプーンなどの補充、ドリンクバーのチェック、レジなどです。ブッフェなので他のレストランのようにお料理を運ぶことはありませんが、常に周りに目を配ってお料理の補充など素早い行動が必要でした。アルバイトは、学生、フリーター、既婚者の方などで年代は10代後半から40代くらいと幅広く、ホールは女性、キッチンは男性が多かったです。勤務は週に2日、3時間以上のシフト制でした。土日はとても混むので出勤出来るようにしていました。

アルバイトEX-Press編集部

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